今回は自己啓発の父、アルフレッド・アドラーが提唱する【嫌われる勇気】という本を紹介していきたいと思います。私自身もベストセラーの本だったり、ビジネスマンにお勧めや、あのホリエモンも絶賛したというのを聞いて読みました。
そんなお勧めの本を紹介していきたいと思います。
我々の悩みはすべて人間関係
アドラーは人の悩みは集約するとすべて人間関係にあるといっています。
又健全な劣等感は、他者との比較ではなく、理想の自分との比較から生まれるものだとも言っています。
原因論の否定、すべては目的論
私が〇〇できないのは、〇〇のせいだという考え方を否定する理論です。
例えば、既婚者が結婚生活が上手くいかないのは、私の両親が離婚しているからだ!と言います。
自分の両親が幸せな結婚生活を送っていなかったから、私もうまくいかないという原因を言い訳にしたいだけなのです。
原因 → 行動 → 目的
×この原因があるから行動しているではなく
〇目的があるから行動している
暗い過去や、原因に縛られずに生きろ!という事です。
課題の分離
これは難しい言葉ですよね。課題の分離とは、自分と相手の課題を分離して考えなさいという事です。
例えば、【馬を水辺に連れていき水を飲ませようとします】
この場合、
馬を水辺に連れていくまでがあなたの課題
水辺で水を飲むかは馬の課題
という事になります。
つまり、自分がコントロールできることは努力し、コントロールできないことは考えるな!という事です。
承認欲求を捨てなさい
課題の分離=承認欲求を捨てる
誰かに褒められるために努力する・・・。それは誰かのためであって、自分の幸せではない。
承認欲求があると、自分ではなく誰かのために頑張るという結果になってしまいます。
タテの関係を作らない
アドラーは上下関係を否定しています。対等な関係を作るために【人をホメるな】ともいっています。ホメる事によってそこに上下関係が生まれます。そしてホメられたほうは承認欲求が上がり、ホメられるために頑張ろうとしてしまいます。でわどうするかというと、感謝で表すという事です。感謝は上下関係を作りません。
これは親子の関係でも同じことだと言っています。
子供が頑張ったら、「偉いねぇ」ではなく「ありがとう」といってあげる事。
「偉いねぇ、がんばったね!」は上下関係を作る表現だからです。